国民的アイドルグループ「シブがき隊」の元メンバーとして一世を風靡し、現在は司会やコメンテーターとしてマルチに活躍されている薬丸裕英さん。
テレビで見せる親しみやすい笑顔の裏で、「薬丸裕英 実家 お金持ち」というキーワードがネット上で囁かれているのをご存知でしょうか。
アイドル時代から人気を博し、現在も安定した活躍を続ける薬丸裕英さんのルーツは、本当に裕福な家庭環境にあるのでしょうか。
そこで今回の記事は、
こちらの内容でまとめていきます。
薬丸裕英の実家はお金持ち？
薬丸裕英さんですが、ネット上で
「実家は裕福なのでは？」
との声が広がっています。
薬丸裕英さんの実家をインターネット検索してみると、このように「薬丸裕英 実家 お金持ち」というキーワードまで出てきます。
これは、薬丸裕英さんの実家について「お金持ち」というイメージを持つ方が多いということでしょう！
しかし、薬丸裕英さんの実家は決して裕福ではありませんでした。
むしろ、かなり苦しい生活を送られていた時期もあったとのこと。
調べてみると、薬丸裕英さんの幼少期は4畳半2部屋の風呂なし、トイレ共同のアパート暮らしだったことが明らかになっています。
お父様は自動車修理工場で経理や営業、修理など幅広い仕事をこなしていましたが、事業が思うようにいかず、家族は何度も引っ越しを繰り返していたそうです。
しかし、なぜ「裕福な家庭」というイメージを持たれることが多いのでしょうか。
ここでは、薬丸裕英さんの現在の生活から「裕福な家庭」と言われる理由を3つご紹介します。
まずは、薬丸裕英さんのプロフィールを見ていきましょう！
- 生年月日：1966年2月19日
- 年齢：59歳（2025年11月現在）
- 出身地：東京都武蔵野市
- 血液型：B型
- 身長：170cm
- 職業：タレント、司会者
- 所属事務所：オールラウンド
- 配偶者：石川秀美（元歌手）
薬丸裕英さんの芸能界デビューは1981年、15歳の時でした。
TBS系ドラマ『2年B組仙八先生』に出演し、本木雅弘さん、布川敏和さん、三田寛子さんらとともにデビューを果たしたんです。
このドラマがきっかけで、本木雅弘さん、布川敏和さんとともに3人組アイドルグループ「シブがき隊」を結成することになります。
1982年、16歳の時にシブがき隊として『NAI・NAI 16』で歌手デビューを果たしました。
シブがき隊は、
「スシ食いねェ!」
「ZIG ZAG セブンティーン」
「100%…SOかもね!」
など数々のヒット曲を生み出し、1980年代を代表するアイドルグループとして活躍しました。
7年間の活動を経て、1988年にシブがき隊は解散。
1990年、24歳のときに元おニャン子クラブのメンバーだった石川秀美さんと結婚。
アイドル同士の結婚として大きな話題になりましたね。
そして、1996年から2014年までの17年半、TBS系『はなまるマーケット』で岡江久美子さんとともに総合司会を務めたことは、多くの方の記憶に残っているのではないでしょうか。
この番組での活躍により、薬丸裕英さんは「朝の顔」として広く親しまれるようになりました。
現在も、多くの番組で司会やMCとして活躍中。
2025年で59歳になられますが、今も変わらず第一線で活躍されている姿は本当に素晴らしいですね！
では、一体なぜ、薬丸裕英さんの実家はお金持ちと言われているのでしょうか？
理由について、次で詳しく見ていきましょう。
薬丸裕英の実家が裕福と言われる3つの理由！
①：高級住宅街・港区白金台に住んでいた
②：戦国時代の武将をルーツに持つ由緒ある家系
③：5人の子供に質の高い教育を受けさせている
これらの理由を詳しく検証してみましょう。
理由①：高級住宅街・港区白金台に住んでいた
薬丸裕英さんが裕福な家庭出身だと思われる最大の理由は、東京都港区白金台という高級住宅街に住んでいたことでしょう。
現在でも芸能人や経営者などが多く住む、東京でも有数のセレブエリアです。
そんな場所に住んでいたと聞けば、「お金持ちの家だったんだな」と思うのは自然なことかもしれません。
しかし、薬丸裕英さんが白金台に住んでいたのは、幼少期から高校時代にかけての一時期だけだったようです。
番組などで明かされた情報によると、当時の住居は4畳半二間で共同便所のアパートだったということです。
これは高級住宅街のイメージとは程遠い生活環境だったことが分かります。
おそらく、白金台という住所にはあったものの、その中でも家賃の安い物件に住んでいたのではないでしょうか。
高級住宅街といっても、エリア内にはさまざまな価格帯の住宅があるものですからね。
それでも「白金台に住んでいた」という情報だけが一人歩きして、「実家がお金持ち」というイメージが定着してしまったのかもしれません。
住所だけで生活レベルを判断してはいけないということを、改めて教えてくれるエピソードですね。
これは家計を助けるためだったと言われており、決して裕福ではなかったことの証明とも言えるでしょう。
当時、村山団地前の水たまりに新聞を全て落としてしまい、途方に暮れていた薬丸裕英さんを、東京新聞武蔵村山支店長（後の市議会議員）が助けてくれたというエピソードも残っています。
このような苦労を経験してきた薬丸裕英さんだからこそ、現在の家族思いで働き者の姿があるのかもしれませんね。
高級住宅街に住んでいたという事実はあっても、生活実態は質素だったということです。
見た目や住所だけで判断せず、実際の生活を見ることの大切さを感じさせられます。
理由②：戦国時代の武将をルーツに持つ由緒ある家系
薬丸裕英さんの実家が裕福だと思われる2つ目の理由は、その家系の由緒正しさにあります。
2021年にNHK『ファミリーヒストリー』で薬丸裕英さんの家族の歴史が取り上げられ、驚くべき事実が明らかになったんです。
なんと、薬丸裕英さんの父方の先祖は、戦国時代に活躍した武将だったことが分かったんですよ！
さらに驚くことに、薬丸家は「薬丸自顕流（じげんりゅう）」という実戦武術の創始者の家系でもあるんです。
この武術は今でも遠い親戚によって鹿児島で伝承されているそうですよ。
戦国時代の武将の血を引いているなんて、なんだかロマンを感じますよね。
このような由緒ある家系だと聞くと、「昔からのお金持ちの家なのでは？」と思ってしまうのも無理はありません。
武将の家系といえば、土地や財産を持っていたイメージがありますからね。
しかし、戦国時代から現代まで何百年も経っており、その間にさまざまな歴史の波があったはずです。
実際、薬丸裕英さんのお父様の世代では、小さな自動車整備工場を経営する一般的な家庭だったわけですから。
また、薬丸裕英さんの従兄弟には、元十両力士の清の富士猛さんもいらっしゃるそうです。
力士になるには、体格や周りのサポートも必要ですし、そういった面からも“きちんとした家庭だったのかな”という印象につながるのかもしれませんね。
番組で自分のルーツを知った薬丸裕英さんは、
「たくましく生きた先祖たちを知り、勇気がわいた」
とコメントされていました。
由緒ある家系であることと、経済的に裕福であることは必ずしも一致しないということですね。
でも、誇れる家系の歴史があるということは、お金では買えない財産だと思います。
理由③：5人の子供に質の高い教育を受けさせている
薬丸裕英さんの実家が裕福だと思われる3つ目の理由は、現在の薬丸裕英さん自身が5人のお子さんに質の高い教育を受けさせていることでしょう。
これは実家の話ではなく、薬丸裕英さんご自身の家庭の話になりますが、多くの人が「実家も裕福だったから、そんな教育ができるのでは？」と思ってしまうようです。
薬丸裕英さんと石川秀美さんご夫妻には、3男2女の5人のお子さんがいらっしゃいます。
長男の翔さん、次男の隼人さん、三男の宰さん、長女の玲美さん、そして次女の愛美さん。
これは本当にすごいことだと思います。
まず長男の薬丸翔さんは、現在俳優として活動されています。
翔さんも海外留学を経験されているそうです。
次男の薬丸隼人さんは、スペインにサッカー留学。
スペイン2部リーグのサバデルのフベニールB（ユース）に入団し、その後オーストラリアのウーロンゴン・オリンピックFCにも所属されました。
三男さんも、小学生時代は東京ヴェルディジュニアに所属してサッカーをしており、海外でプレーする道を選んでいます。
長女の薬丸玲美（Remi）さんは、高校2年生から卒業までハワイに留学。
現在はタレントとして活動されています。
調べてみると、海外留学の費用は相当なものです。
- ハワイの高校留学（年間）：約300～500万円
- スペインのサッカー留学（年間）：約300～400万円
- 生活費・渡航費など：年間約100～200万円
- 4人×複数年間：数千万円規模と推測
これだけの教育費を捻出できるのは、やはり相当な収入がなければ無理ですよね。
実際、報道によると薬丸裕英さんの「はなまるマーケット」時代のギャラは1日150万円、年収にして約1億円とも言われていました。
それでも、4人の子どもの留学費用、成城の豪邸のローン、さらには後述するお姉様の治療費なども含めると、家計はかなりカツカツだったようです。
でも、そこまでしてでも子どもたちに海外経験をさせたかった薬丸裕英さんの教育方針。
それは、
「子どもたちには広い世界を見てほしい」
「海外生活を経験させることが子育てのポリシー」
という強い信念があったからだそうです。
自分自身が決して裕福ではない環境で育ち、新聞配達やアルバイトをしながら苦労してきた薬丸裕英さん。
だからこそ、自分の子どもたちには最高の教育環境を与えたいと思われたのかもしれませんね。
また、長女のハワイ留学と共に、妻の石川秀美さんと次女もハワイへ移住しています。
月曜から木曜まで日本で仕事をして、金曜から日曜までハワイで家族と過ごすという生活。
これだけでも渡航費や宿泊費が相当かかりますよね。
「3人の息子たちもすべて留学を経験しているが、娘を単独で海外に出すことが心配だった」
と薬丸裕英さんは語っています。
この言葉からも、子どもたちへの深い愛情が伝わってきますね。
こうした教育方針を見ると、「薬丸裕英さんの家庭は裕福」という印象を持つのも当然だと思います。
現在も妻の石川秀美さんと娘さんはハワイに住んでおり、薬丸裕英さん自身も日本とハワイを行き来する二拠点生活を送っていらっしゃいます。
薬丸裕英さんの日本とハワイを行き来するという生活スタイルは、経済的な余裕がないとできません。
ただし、これは実家が裕福だったからではなく、薬丸裕英さんが芸能界で必死に働いて稼いだお金で実現したこと。
そこには、
「自分が苦労した分、子どもたちには良い環境を」
という親心が強く感じられますね。
薬丸裕英の父親の職業は自動車整備工場経営者で母親は調理師！
お母様も共働きで家計を支え、夫婦で必死に働いていたとのこと。
『ファミリーヒストリー』の番組内では、お父様は家族のために時間を割くことが難しく、
「クリスマスにお父さんがいた記憶がない」
と薬丸裕英さんが語る場面もあったそうです。
仕事に追われる日々で、家族と過ごす時間がなかなか取れなかったのでしょうね。
お父様は2020年に脳梗塞を患った後、亡くなられています。
父親の背中を見て育ったからこそ、薬丸裕英さんも家族を大切にし、経済的に支える責任感を持つようになったんだと思います。
お母様は調理師免許を持っており、家族のために美味しい料理を作ってくれる方だそうです。
現在も実家に住んでいるお母様のもとを、薬丸裕英さんは定期的に訪れています。
2025年1月のブログでは、「母が孫・ひ孫のために作ってくれた豪華料理」として、たくさんのお惣菜や親子丼などが並ぶテーブルの写真を公開していました。
また、薬丸裕英さんは現在、お母様の生活を経済的に支えているそうです。
ブログのコメント欄には、
「素敵な家族」
「仲良しで羨ましい」
といった声が多数寄せられていて、多くの人が薬丸裕英さんの家族愛に共感しているんですね。
薬丸裕英は姉が一人いる！
詳しい情報は多くありませんが、病気を患っているというこ情報があり、薬丸裕英さんが治療費や生活費を援助しているという報道もありました。
これは週刊誌などで「病気の姉」として取り上げられたことがあるようです。
兄弟姉妹の面倒を見るということは、並大抵のことではありませんよね。
特に自分自身が5人の子供を育てながら、さらにお姉さんの支援もするというのは、相当な経済的・精神的負担があるはずです。
この点からも、薬丸裕英さんの家族思いの性格がよく表れていますね。
幼少期のエピソードとしては、やんちゃな子供だったことが『ファミリーヒストリー』で明かされていました。
両親の卒業写真にめちゃくちゃ落書きしたり、破いたりしていたそうですよ。
お母さんの顔が特にひどかったとか…想像すると少し笑ってしまいますね。
でも、そんなやんちゃな子供時代があったからこそ、現在の明るくて親しみやすいキャラクターが作られたのかもしれません。
お姉さんへの援助を続けていることも、兄弟としての強い絆があるからこそできることでしょう。
薬丸家でのルールや習慣はある？
まず、薬丸裕英さんが小学生の頃から新聞配達のアルバイトをしていたということから、
「自分でできることは自分でする」
「家族のために働く」
という習慣があったのではないでしょうか。
小学生が朝早く起きて新聞配達をするというのは、今の時代ではなかなか考えられないことですよね。
外食はめったにできなかったというエピソードもあり、質素な生活を送っていたことが分かります。
でも、だからこそ家族で食卓を囲む時間を大切にしていたのではないでしょうか。
お母様は調理師免許を持っていたそうなので、家庭料理はきちんと作られていたと思われます。
また、4畳半二間のアパート暮らしだったということは、家族が常に近い距離で過ごしていたということですよね。
プライバシーはほとんどなかったかもしれませんが、その分、家族の絆は強かったのではないでしょうか。
狭い空間で家族が支え合いながら生活する中で、自然と「思いやり」や「協力」の精神が育まれたのだと思います。
薬丸裕英さんは幼い頃からやんちゃだったそうですが、それでも新聞配達を続けたり、お父様の仕事を手伝ったりしていたことから、「家族のために働く」という価値観はしっかりと根付いていたようです。
現在の薬丸裕英さんの家庭でも、この実家での経験が活かされているのではないでしょうか。
また、薬丸裕英さんはブログで家族との日常を頻繁に投稿されています。
お孫さんとの時間を大切にしたり、妻の石川秀美さんとのデートの様子を公開したりと、家族との時間を何より大切にしている様子が伝わってきます。
実家が裕福ではなかったからこそ、家族の絆の大切さを学び、それが現在の幸せな家庭につながっているんですね。
お金では買えない、本当に大切なものを実家で学んだのだと思います。
編集者の感想
薬丸裕英さんの実家について調べていて、最も印象的だったのは、現在の華やかなイメージと幼少期の生活のギャップでした。
4畳半二間で風呂なし、トイレ共同のアパート暮らしから、小学生で新聞配達をして家計を助けていたという事実。
これを知った時、薬丸さんの人間としての深みや、現在の成功の重みが一層感じられました。
どんなに厳しい環境でも、努力と家族への愛情で乗り越えてこられた姿勢は、本当に素晴らしいと思います。
また、戦国武将の子孫というルーツを持ちながらも、それに甘えることなく自分の力で道を切り開いてきた姿には、強い尊敬の念を抱きました。
現在はご両親の生活を支え、5人の子どもたちにも良い教育と環境を与え、さらには孫の面倒も見るという、まさに家族の大黒柱としての役割を果たしていらっしゃいますね。
まとめ
今回の記事は、
・薬丸裕英の実家はお金持ち？
・薬丸裕英の実家が裕福な家庭と言われる3つの理由！
・薬丸裕英の父親と母親の職業
こちらの内容でまとめました。
結論としては、薬丸裕英さんの実家は決して裕福ではなかったということが分かりましたね。
「裕福な家庭」と思われる理由として、①高級住宅街・港区白金台に住んでいたこと、②戦国時代の武将をルーツに持つ由緒ある家系であること、③5人の子供に質の高い教育を受けさせていることの3つを挙げました。
しかし、これらはすべて「実家が裕福だった」という直接的な証拠にはならないことも明らかになりました。
特に現在のお子さんたちへの教育については、薬丸裕英さん自身の努力と成功によって実現しているものです。
決して裕福ではなかった実家の環境が、かえって薬丸裕英さんの「家族のために頑張る」という強い意志を育てたのかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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